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漫画 ガンスリンガーガール はどんな漫画なの?

「ガンスリンガーガール」(Gunslinger Girl)は、ヤス・カノエによって制作された日本の漫画作品で2002年に連載が始まりました。小さな女の子に銃を持たせるにはどうしたら良いのか?なんて発想から設定されたのではないかと思う漫画ガンスリンガー・ガール。

小さな少女たちが身体の半分ほどの大きさの銃を振り回し、国内のテロ組織と戦うという設定の漫画です。漫画内でも各所にイタリアらしさが出ており、イタリアへ取材にいって書いているのだなというのがわかります。

 

 物語は、イタリアの非合法組織「公社」によって重傷を負い、一歩手前で命を落としかけた少女たちが、サイボーグとして改造され、公社の暗殺者として働く「少女兵器」たちを中心に展開されます。

 

これらの少女たちは、身体能力が強化される一方で、感情の自由や人間らしい生活を奪われています。

 

物語は主に、少女兵器たちが自分たちの特異な存在と、倫理的なジレンマに直面しながら、トラウマや感情との戦いを描いています。彼女たちはしばしば成人以上の暴力的任務に従事する一方で、普通の少女としての一面も描かれています。また、少女たちと共に働く成人の指導者たちの心の葛藤や苦悩も描かれています。

 

「ガンスリンガーガール」は暗く重いテーマ性を持っており、エンターテインメントとしてのアクションや戦闘だけでなく、人間の心や倫理的な問いかけを掘り下げている作品として知られています。

 

ガンスリンガーガール主役の銃はスナイパーライフル ドラグノフ狙撃銃

そんなキャラクターの一人リコが使う事の多い銃がドラグノフ狙撃銃((Snayperskaya Vintovka Dragunova、SVD))です。いわゆるスナイパーライフルと呼ばれるものになります

特徴的なのは銃床です。軽量化のために大きくくりぬかれています。また部品数も少なく頑丈で実用的な銃として愛用されているようです。これは東欧やソ連など、流通事情が良くない国々で使われる場合には重要な事らしいです。
銃のメンテナンスは簡単に、部品は少なくというのは運用上でとても重要な要素になります。

他にも「ガンスリンガーガール」では、物語の舞台がイタリアであるため、イタリアの銃器が登場します。以下は、漫画やアニメで登場する代表的な銃器です。
ベレッタM92(Beretta M92) イタリアのベレッタ社製のセミオートマチック拳銃。主人公の一人であるアンジェラが使用しています。
ワルサーPPK ドイツのカール・ワルサー社製の小型セミオートマチック拳銃。主人公の一人であるエルサが使用しています。
FN P90 ベルギーのFN社製のサブマシンガンで、主にヘンリエッタが使用しています。
H&K MP5ドイツのヘッケラーコッホ社製のサブマシンガンで、多くの少女兵器たちが使用しています。

これらの銃器は物語の中で少女兵器たちが使用する武器として頻繁に登場し、アクションシーンや戦闘場面で重要な役割を果たしています。

ガンスリンガー ガール

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