サバゲー戦術向上!手榴弾マスターガイド 手りゅう弾のメンテナンスも
サバゲーにおいて利用可能な手榴弾は、手で投げるタイプで、その際にBB弾を射出するものです。
スモークグレネードのように煙を出したり、フラッシュバンのように閃光や大きな音で相手を驚かせるタイプは使用が許されていませんので、この点は忘れずに。
BB弾を射出する動力として、フロンガスやバネの力を利用するものが一般的です。そして、爆発の仕組みとしては、地面への衝撃で作動するインパクト式と、ピンを取り外した後、決まった時間が経過すると作動する時限式があります。
当店ではインパクト式を扱っていますので、こちらについて掘り下げていきます。
インパクト式手榴弾の特徴
インパクト式の手榴弾は、具体的には壁や地面に衝突する際のショックでBB弾を一気に放出する仕組みです。
ピンを外したあと、実際に衝撃を受けるまで作動しないこの方式の利点は、使用者が状況に合わせて最適な瞬間に投擲できること。さらに、一度衝撃を受けると即座に作動するため、相手に捕まって投げ返されるリスクを減少させることができます。
ただし、すべての状況で確実に爆発するわけではなく、特に力の弱い投擲や、柔らかい土地や草地などでの使用時には、不発のリスクが高まる点は注意が必要です。
サバゲーで手榴弾を使う時の注意点
サバイバルゲーム(サバゲー)での手榴弾の使用は、その特性上いくつかの注意点があります。以下、上記の内容を踏まえて、サバゲーで手榴弾を使用する際の注意点をまとめます。
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投擲方法に注意:
- 手榴弾の投げ方は、上投げ(野球投げ)は絶対に避けること。そのような投げ方をすると、高い位置から落下する手榴弾が他のプレイヤーに直撃し、ケガの原因となります。
- 下投げ、つまり地面に向かってゆっくりと投げる方法を推奨します。これにより、手榴弾の飛距離をコントロールしやすく、また他のプレイヤーへの直撃リスクも低減します。
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セーフティエリアでの取り扱い:
- セーフティエリア内では手榴弾の取り扱いに特に注意が必要です。暴発のリスクを避けるため、手榴弾のキャップやカバーをしっかりと装着して保管しましょう。
- BB弾を手榴弾に装填する際も、周囲の安全を確保し、急な動きや強い衝撃を避けるよう心がけてください。
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常に安全を最優先:
- 手榴弾はエアガンとは異なり、中に直接BB弾を装填するため、暴発の危険性があります。常に安全を意識して取り扱いましょう。
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他のプレイヤーやスタッフとのコミュニケーション:
- 手榴弾の使用を考えている場合、ゲームの前に他のプレイヤーやスタッフにその旨を伝え、ルールやガイドラインを確認することが大切です。
手りゅう弾が開かなくなった時の対処法
手りゅう弾が壊れた!?サバゲー用の手榴弾は、中に多くの機械的部品が詰め込まれており、時には小さな石やゴミなどが原因で正常に動作しなくなることがあります。衝撃や不注意な取り扱いが繰り返されると、手榴弾の機能が低下する場合があります。そんな時は分解してのメンテナンスや修理を考えることも一つの方法です。ここでは当店で販売しているSHENKELブランドのインパクトグレネードの分解方法について説明します。
手榴弾の分解方法:
- ピンを完全に抜き取ります。
- ご指摘の通り、レバーの下にあるポッチ(リリースボタンやロックなどと呼ばれることもあります)を押しながら外パネルの一部を引きはがします。
- 一部を引きはがせたら、他の部分も同様にゆっくりと外していきます。
- すると、内部のメカニズムや部品が露出します。ここで破損やゴミ、異物がないかを確認します。
次に下の写真の青丸部分に+ネジがありますので、精密ドライバーを使用して、ネジをゆっくりと回して取り外しましょう。過度な力を加えると、ネジ頭が痛むことがあるので注意してください(3か所)。
手榴弾の動作において、ばねの役割は非常に重要です。インパクト式の手榴弾であれば、特に衝撃を受けて作動する際のバネの弾力が必要不可欠です。
上の部分のばねではなくて、黄色の丸で囲んだ下の小さなばねのほうが縮んでいると、衝撃で開くことが出来ません。へたっていたり変形している場合は、伸ばして元の長さに戻します。伸ばしてもバネの状態が改善されない、またはバネの弾力が十分でない場合、新しいバネに交換してください。
バネのメンテナンスや交換が完了したら、先ほどの手順の逆を辿り、手榴弾を再組み立てます。
安全な場所で、手榴弾の動作テストを行ってください。衝撃を与えた際に正常に作動するかを確認し、問題がないことを確認してください。
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